「障害者応益負担に反対する」

市民フォーラムと市民集会を開催


 10月2日京都アスニーで、「われわれ自身の障害者施策を考え合おう市民フォーラム」が開催され、午後からは自立支援法案に反対する市民集会とパレードがおこなわれました。
 この取り組みは、小泉内閣が総選挙の関係で廃案となった「障害者自立支援法案」を9月30日再び国会に提出するべく閣議決定し、今特別国会中にも成立させようという方針に反対しておこなわれたものです。
 フォーラムでは「応益負担が導入されたら.閉じこもり.になってしまい、生き甲斐もなくなる」(もう聾唖者)「アスペルガー症候群で、人との関係がうまくいかず、仕事でもミスがでてしまう。しかし、精神障害と認定されても支援は受けられない。発達障害手帳などを検討してほしい」(共同作業所)「一人暮らしをして3年になります。 地域で暮らすには自選ヘルパーがどうしても必要だ。応益負担にされると本当に不安だ」(車いす使用の障害者)など、多方面の障害者から、実態と応益負担制度への不安、制度充実の希望が出されました。
 また重度障害者の生活と意見を撮ったビデオが放映され、大きな感動をよびました。
 集会には障害者や家族・職員はじめ400名が参加しました。
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