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府職労ニュース



連日給水車で水を提供
新潟水道労組からの報告

  16日に発生した新潟中越沖地震では、18日時点で死者10名、けが1千名以上、避難所には約1万人が避難されています。避難所暮らしを長引かせないよう、一刻も早いライフラインの復旧、仮設住宅の建設、生活への支援が求められます。 自治労連にオブザーバー加入している新潟水道労組(新水労)は、「水道労働者の団結で被災地住民の『いのちの水』復旧に全力をあげよう」と、新潟市水道局からの災害派遣として柏崎市など甚大な被害のあった被災地に入り、懸命の復旧作業にあたっています。
 以下は、新水労の仲間や支援に入った自治体職員などから報告された被災地の状況(16〜17日)です。

配水管復旧の作業に
 新潟市からも連日、20名以上の職員と給水車6台が応援に入っています。17日から配水管復旧のための作業に入っていますが、まだ通水までには時間がかかりそうです。
 また、下水道も相当なダメージを受けているので、給水を開始しても排水が間に合わない状態です。給水車は多く集まっていますが、避難所への給水はまだ十分に間に合っていない状況で、加圧ポンプ付きの給水車が不足しています。下水道は海岸部を中心に隆起が多数あり、浄化センターの被害も調査中です。

復旧までにはまだまだ時間が
 柏崎市内および刈羽村のガス・水道は全面ストップしています。また長岡市・上越市などでも水道が断水していますし、ガスにも影響が出ています。水道関係では長岡市と上越市内は概ね復旧に向かっていますが、柏崎市では赤坂山浄水場のダムからの導水路が3本のうち2本が破損しているため、現在1本で浄水作業を行い、もう1本の復旧を急いでいます。市内の配水管・給水管の破損もあるので、復旧には時間がかかると思われます。
 ガス関係では、柏崎市で元請けより柏崎の供給所に入る本管で漏洩があり、市内の供給管にも破損があるため、復旧にはかなり時間が必要です。
(自治労連速報より)


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