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「非核日本宣言」運動スタート
井上ひさしさんら24氏呼びかけ

日本政府に「核兵器廃絶の提唱・促進」「非核三原則の厳守」を宣言することを求める「非核日本宣言」運動が、4月26日にスタートしました。作家の井上ひさし、脚本家の小山内美江子、梅林宏道ピースデポ代表、川崎哲ピースボート共同代表、吉田康彦大阪経済法科大学教授など二十四氏を第一次提唱者とするアピール「非核日本宣言のよびかけ」が同日発表されました。日本原水協と非核の政府を求める会が事務局を務めます。

  「よびかけ」は、核兵器をなくすため国内外で努力が続けられる一方で、核保有国政府は核廃絶に動かず、核拡散の危機も強まっていると指摘。「日本政府はヒロシマ・ナガサキを体験した国として、核兵器の廃絶の努力を世界によびかけ、促進する強い義務があります」「非核三原則を遵守し、世界に範を示さなければなりません」と強調し、政府が「非核日本宣言」を行い、各国政府に共同を呼びかけることを強く求めています。

 今後、「よびかけ」への賛同・支持を国内外で広げながら、要請ハガキ、意見広告、自治体意見書採択など、さまざまな形で政府に非核日本を宣言するよう求めることにしています。

 26日に開かれた会見で、日本原水協の高草木博事務局長は「核兵器廃絶と非核三原則は過去に国会で決議されており、国是だ。国民的合意をつくる運動として、保守・革新を超えて広範な人に賛同してもらいたい」と語りました。
 第一次賛同者は「非核宣言こそ、わが日本国に出来得る最高の国際貢献です」(井上ひさし氏)、「非核三原則は私たち日本の国是です。これを守るということは、地球上の生物のすべてを守るということです」(小山内美江子氏)などのメッセージを寄せました。


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