「府民のための仕事がしたい」思いでいっぱい

府職員の「職場アンケート」より

 1月から取り組んでいる府政・職場アンケート。切実な思いが書き込まれたアンケートが各支部から返ってきています。「府政転換、待ったなし」の思いを強くする内容です。

  
「府民の顔が見えない」
 
 
あなたはどんなときに悩んだり、やる気をなくしますかの設問では、
「知事が首相の代弁者であるかのような態度をとるとき」
「資料づくりに追われて、府民の顔が見えなくなるとき」
「何のためにやっているかわからない時、アピールに主体をおいたものを行うとき」
「自分の提案が内容を知られずに否定されたとき」
「本当に必要なことよりも、実際には無駄な対外的アピール性が強いだけの業務を優先させられることがあるとき」などの声が届いています。
 
  府民の目線でなく知事の目線で

 また、
様々な「改革」によって、あなたの仕事や職場はどう変わりましたかの設問では、
「府民目線重視といいながら、知事目線での行政になっているのでは」
「めまぐるしい変化による副作用を案じています」
「事務所の統合で現場が遠くなり仕事にも支障をきたしている。利用する府民の方はもっと大変だろう。元に戻すのが賢明」
「十分な準備なしにトップダウンのような改革のせいで、現場は混乱している。それぞれの職場で問題を持っているなかでの改革で、職員はもとより、府民にも迷惑がかかっている。改革をとりあえず行い、起こる問題に対応するだけ」
「何でも効率優先、スピード優先の仕事になってきたのではないか」
「フラット化も中途半端で、はんこの数が増えた」
「地方機関の統廃合により、防災時の連携がとれなくなったり、また権限委譲に伴い事務が理解されずにすすんでいる」
「事務所が大きくなりすぎて、管内の把握が難しい。他部署と場所が離れたことにより交流がなくなり、調整に時間を要するようになった」
「現場サイドのフットワークの重要性を再度見直してもらいたい」
「広域化で一つの現場を往復するだけで2、3時間かかる、8時間勤務のなかで移動に2、3時間もとられることになり、効率のいい仕事はできない」
「コストに変えられない仕事もあるので、すべて改革という名のもとに一律に組織を見直すことは弊害が生じる」
「現場が遠く、府民との接点が遠くなった。府民の足と声が遠のいた」
「安心・安全な生活をめざし、本庁の机の上だけで考えた取り組みでなく、もっと現場に向けたとりくみを」など」の声が寄せられています。
 紹介したのはほんの一部です。引き続き府政・職場アンケートの取組を強めましょう。

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