憲法守れ、社会保障制度の破壊許すな

そぼ降る雨の中メーデーパレード

13会場・約2万人が参加した京都メーデー

 暮らしと平和、憲法守れの願いを集め第76回メーデーが全国374会場で行われました。小泉内閣の4年で社会保障制度や働くルールが破壊され、自衛隊がイラクに派兵され憲法が改悪されようとしています。 京都メーデーは、5月1日10時から二条城前の1万1800人をはじめ府内13ヶ所で行われ約2万人が参加しました。この日は朝から曇り、昼前から雨が降るという悪条件でしたが、家族連れの参加が目立ち子どもたちが親たちのプラカードを持って元気に都大路を行進しました。
 デモの北コースは建築労働者、手づくりのデコレーションが並びます。さすが職人さんで見事なもの。中でも目を引いたのが「憲法丸」。船のどてっぱらには大きく「九条を守ろう」のスローガンが。
 教職員組合もサンデーメーデーとあって参加者も多く「教育基本法を守ろう」のデコやプラカードが目を引きました。自治体労働組合は「憲法を守ろう」「府民の暮らし守れ」の要求とともに自治体リストラ、市場化テスト反対などの要求をかかげていました。  府職労は「世界に誇る憲法を守ろう」の横断幕を先頭に元気に市役所前までデモ行進しました。府庁前には「祝メーデー」の横断幕も掲げ参加者を激励。デモ行進では子どもたちの元気な姿が雰囲気を盛り上げていました。
 青年たちは、6月12日に円山音楽堂で計画している「青年一揆」3000人集会の成功を呼びかけるムシロ旗をかかげての行進。長時間労働、無権利、低賃金で働かざるを得ない状況を青年の力で打開しようという意気込みが感じられました。
 府職労女性部は、タペストリーに要求をいっぱい縫いこみ雨を気にしつつパレード。
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