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2016年04月18日

56%の事業場が違法
ニュース抄録

残業の監督指導結果

 労働基準監督署が2015年4月から12月までに行った長時間労働の監督指導結果によると、違法な時間外労働があったのは8530事業場のうち4790事業場(56%)。そのうち最も長い時間外労働をしていた労働者に着目。その時間数が月100時間を超えていたのは2860事業場(全体の34%)に上ることが分かった。厚生労働省が4月1日に発表した。

 100時間超の内訳をみると、100~150時間が2265事業所、150~200時間が475事業場、200時間超も120事業場あった。
 
▲3・2ポイント低下/2月の景気動向指数

 内閣府が4月6日に発表した2016年2月の「景気動向指数」によると、景気の現状を表す「一致指数」は前月比3・2ポイント低下の110・3(10年=100)となった。消費税を8%に引き上げた14年4月を上回る下げ幅だった。工業生産の低迷などが影響した。
 景気の先行きを示す「先行指数」は同2・0ポイント低い99・8。

▲1世帯の消費税額年間25万6267円

 年間を通して消費税率が8%となった2015年の一世帯あたり年間消費税額は平均25万6267円で、前年より1万5374円のアップ――日本生活協同組合連合会が毎年行っている調査でわかりました。 
 消費支出に占める割合は5・76%、収入に占める割合も3・83%と前年より増加。収入に占める割合を年収別にみると、年収400万円未満世帯は5・44%、1千万円以上世帯は3・12%で、低所得世帯ほど負担が重い「逆進性」は相変わらずです。

▲年金世帯は4.94%

 消費税は年金収入に頼る高齢者世帯により重くのしかかります。給与世帯(給料と賞与が収入の半分以上を占める世帯)での収入に占める消費税額の割合は3・49%。これに対し年金世帯(年金が収入の半分以上を占める世帯)では4・94%にも。年収400万円未満世帯では5・78%まではね上がります。(連合通信) 

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