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ヘリパッド工事強行に抗議 |
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沖縄・高江の住民に連帯 |
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参議院選挙の直後に政府が再開した沖縄県東村高江の米軍ヘリパッド(着陸帯)建設工事。現地では全国から集められた機動隊が市民を暴力的に排除し、負傷者が続出している。この状況に首都圏からも抗議の声を上げようと7月25日、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが首相官邸前で集会を開催。500人(主催者発表)の市民が集まり、「高江の住民とともに闘おう」とアピールした。 現地から電話を通じてヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表がスピーチ。「ヤマト(本土)の機動隊500人、沖縄県警300人の圧倒的な暴圧のなか、〃戒厳令的〃に工事が強行された。沖縄の人の心に怒り以上のものを植え付けている」と訴えた。7月末の東京都知事選挙について、高江や辺野古での闘いにつながっていると述べた上で「ともに立ち上がりましょう」と呼び掛けた。 神奈川県から抗議行動に参加した男性(64)は沖縄の地元紙「沖縄タイムス」を購読しており、日ごろから電車内で他の乗客にも紙面がよく見えるように読んでいるという。「沖縄を見殺しにしたら、次は(本土に住む)私たちの番だということを多くの人に伝えたい」と語った。 ■弾圧で「全身に青アザ」/沖縄・高江の現地報告 沖縄・高江のヘリパッド建設現場では、抗議する市民を機動隊が暴力的に排除しているという。激しい弾圧が行われた7月22日に現地で座り込みを行っていた「辺野古・高江プロジェクト」の鈴木徹一さんが7月25日、首相官邸前抗議行動で状況を語った。 ○ 22日の朝から、座り込む市民を機動隊がごぼう抜きにしては放り投げ、進んできました。テント前の宣伝カーの上で工事を阻止しようとした市民を引きずり降ろし、気絶する女性もいました。その暴力のすさまじさは、「辺野古の比ではない」という声が上がりました。 4時間ほどの死闘のあと、(沖縄平和運動センター議長の)山城博治さんが「これ以上抗議を続けたら死人が出る。撤退だ」と言った時は、「正直ほっとした」という声もありました。救急車で搬送された人は4人。若い人はろっ骨を折られ、裸になったら全身青あざだらけで、医者は「まるで拷問が行われたようだ」と言っていたそうです。 テントの一つは撤去されてしまいました。少し離れた別のテントには、防衛局と外務省と米軍の名前で撤去の予告表示がされています。これから阻止の闘いが続きます。ともにがんばりましょう。(連合通信) |
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