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2016年01月09日

残業代ゼロ法案にストップを
旗開きで小田川全労連議長

野党共闘で戦争法廃止を

 全労連と国民春闘共闘委員会の合同新春旗開きが1月7日、都内のホテルで開かれた。小田川義和議長は戦争法(安保関連法)の廃止などを求める2000万人署名の先頭に立とうと呼び掛けた。

 小田川議長は、夏の参院選で野党統一候補を擁立する動きが始まっていることに触れながら、「熊本では統一候補が確認された。この流れを全国に広げたい。そのためにも野党は共闘をという世論を大きくすることが必要であり、その声を形にするのが2000万人署名だ」と述べ、組合員らの奮闘を求めた。

 残業代ゼロ制度と呼ばれる労働基準法「改正」案などの労働法改悪については、「人間らしく働くという尊厳を侵害するもの」と批判。そうした危機感の下、労働界として過去のいきさつを横に置いて共闘を進めたいと述べた。

 小田川議長は組織拡大にも言及し、「昨年末に発表された労組組織率の調査では、連合と全労協は増勢になり、全労連だけがマイナスだ。これでは組織率減少の元凶は全労連だと言われてもやむを得ない状況だ。今年が組織増加の転換点になるよう、知恵と力を結集したい」と強調した。

 全労協の中岡基明事務局長、安全保障関連法に反対する学者の会呼び掛け人の広渡清吾・専修大学教授、日本共産党の山下芳生書記局長らが来ひんとしてあいさつした。(連合通信)

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