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2016年02月02日

製造業とIT産業を視野に
JMIUと通信労組が統一

名称は「JMITU」に

 中小の金属関係労組を中心に組織するJMIU(全日本金属情報機器労組)と、NTT内労組の一つである通信産業労組が1月31日に統一した。新組織の名称はJMITUで、公称組合員数は6500人。生熊茂実委員長は「製造業全体とIT産業に視野を広げて組織拡大に挑戦する」と、決意を語った。

 両労組はこれまでも全労連に加盟し、リストラ合理化反対闘争や春闘ストなど共通する課題で交流してきた歴史がある。2014年の秋から本格的に組織統一を検討し、昨年の両労組大会で方向を確認していた。 今回は中央レベルでの統一であり、今後、双方の地方組織で作業を加速させていく方針だ。

 通信労組の宇佐美俊一委員長(新組織の副委員長)は「中高年中心の組織になっていたが、統一により組織拡大の可能性がさらに広がる」と期待を表明。JMIUの生熊委員長(新組織の委員長)も「名称のMは金属(メタル)のMだけでなく、製造(マニュファクチャリング)のMでもある。ものづくり労働者全般に対象を広げて組織を飛躍させたい」と語った。

 結成宣言は、16春闘をともに闘うなかで、戦争法廃止や組織拡大の課題に挑戦しようと呼び掛けている。 (連合通信)

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