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2015年 8月17日

創価学会前で無言のアピール
「ママデモ」の女性たち

戦争法案で学会員とも対話

 自分の考えや主張を他人に分かってもらうには、いろんな方法があるのだと気付かされた。8月8日に東京の創価学会施設が集中するJR信濃町駅周辺で行われた「ママデモ」メンバーらによる「サイレント・スタンディング」を取材しての実感である。

 この日、三鷹市の魚住ちえこさんら「ママデモ」メンバー6人は、「創価学会は平和主義。公明党は?」「平和主義覚えてる?」などと書かれたボードを掲げ、約1時間半、立ち続けた。その間、言葉での訴えは一切なく、聞こえるのはセミの声ばかり。

 学会施設の「信濃平和会館」の入り口近くだっただけに、通りかかる学会員たちの目を引く。ジロジロ見る人、遠ざかってから振り返って見る人、「嫌がらせですか」と冷笑する人など反応はさまざま。それでも数人が声を掛けてきた。

 「私は公明党員だけど、最近の党はおかしいわね。上の人の言いなり。自分の頭でものを考えていない」(女性)

 「暑い中ごくろうさまです。創価学会は戦争絶対反対です。安倍さんはどこまで本気か分からない。公明党の人たちにもどんどん言ってやってください。政権が暴走しないために与党にいるんですから」(女性)

 「私もこの法案には反対です。今、学会員一人一人に語りかけているところ。皆さんも外から話をしてみてください」(男性)

 この行動には、途中から創価大学の女子学生(学会員)も飛び入り参加した。 魚住さんは「創価学会の中で声を上げるのは大変そうだけど、今日やってみて何人かと話せたのはよかった。音を出していたら対話はできなかったと思う」と話していた。〈連合通信〉 

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