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2015年10月23日

「戦争法」絶対廃止・「戦争放棄」
国会前に9500人・19日集会

総がかり実行委が行動開始

 戦争法の強行「可決」からちょうど1カ月が過ぎた10月19日夜、国会正門前の沿道は戦争法の廃止を訴える9500人の人々で埋め尽くされた。呼びかけたのは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。今後も毎月19日に路上での行動を展開し、戦争法の発動阻止や、同法の廃止を訴える構えだ。

 この日の夕暮れ、国会前には最寄り駅から続々と人が歩いていた。国会最終盤当時と比べれば人の数は少ないが、それでも正門前は警察の厳重な規制線が張られ、身動きできないほど集まっていた。

 集会では野党議員や文化人らが発言。市民活動家の高田健さんは「(戦争法への批判から)とにかく逃げまくろうとする安倍政権に対し、全国の皆さんと毎月19日にさらに大きな統一行動を行っていきたい。2000万署名を全国で集め、私たちの力を示そうではないか」と提起した。

 生後間もない子どもを抱いて参加した自営業の女性は、「ネットで知って参加した。夜の行動への参加は大変だが、この子がいるからこそ来ている。20年、30年後の日本を戦争する国にさせないのは親の責任」と話していた。

京都市役所前からデモ行進に600名が参加―京都憲法共同センター

 戦争法強行後も声明や談話が発表され、戦争法廃止へ向けたたたかいの継続と発展へ向けた行動も各地域で始まっています。京都憲法共同センターは、戦争法強行採決した「19の日」を忘れず、廃止へ向けた活動の本格的な再開へ向け、市役所前の演説会とデモ行進を呼びかけました。京都アクションの会議でも各団体が賛同し、積極的に参加することになりました。
市役所前では、平和委員会・新婦人・青年・左京の会・京都弁護士会の各団体からリレー報告が行われ、戦争法強行採決への怒りと廃止へ向けた運動の継続の決意が語られ、シールズ関西からは東京の行動に参加するため、連帯のメッセージが寄せられました。
 共同センター事務局長から、毎月「19の日」の行動を行う事が報告され、各地域や団体でも取り組みを企画する事。また、全国的に戦争法廃止へ向けた2000万人署名が提案されており、署名が下り次第提案の規模にふさわしい取り組みを進めることが呼びかけられました。
 デモは法案成立後にも関わらず、600名が参加し「成立後も『あきらめない』」「来年夏の参院選まで忘れない」などの声が河原町通りに広がりました。

◆京都・おんなのレッドアクション/先行して女性のデモに出発し四条で宣伝

 戦争アカン❗京都・おんなのレッドアクションは、同じ19日の日の行動を企画し、デモと四条河原町の30分宣伝を行うため、共同センター呼びかけのデモの30分前に先行して、女性を中心に京都市役所前から70名近くがデモに出発しました。また、四条河原町で共同センターのデモの到着まで宣伝行動を行いました。 

◆左京の会 百万遍宣伝後京大前から/100名で市役所前のデモに合流

 戦争法廃止を求める左京の会は、左京1,000人委員会と連携して百万遍で宣伝行動の後、京大前から100名のデモ行進を行い、京都市役所前のデモ行進に合流しました。

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