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2015年12月15日

生活底上げへ1500円を
12月13日に新宿で

若者たちが2度目の最賃デモ

 労働問題を軸に社会的正義の実現を求める若者たちのグループAEQUITAS(エキタス ラテン語で「公正」の意味)が12月13日に新宿で最低賃金1500円を求めてデモを行う。都内での「上げろ最低賃金デモ」は2回目。メンバーたちは7日に会見し、若者たちによる新しい労働運動の必要性を語った。

▲学生の生活苦打開へ

 戦争法などに反対する学生団体SEALDsのメンバーとしても活動してきた都留文科大学一年生の小林俊一郎さんは、反原発、反レイシズム、反安保法と、市民による路上からの運動が広がってきたと指摘。「大学に通いながら学費や生活費を稼がなければならない学生が多くいる中、ブラックバイトなどがはびこっている。自分たちにとって切実な労働問題を扱った運動を路上にも広げていきたい」と語る。

▲既存組合にも問題提起

 彼らが問題視しているのは労働条件の悪化だ。法政大学4年生の岩井佑樹さんは「労働者を使い捨てにするブラック企業の多くはITやサービス業などの新興産業。今の若者はブラック企業か非正規かという二択を迫られている。既存の労働組合がこの問題に向きあえていないのでは」と指摘する。「こんな社会でいいのか、という思いが自分たちの根底にある。生活の底上げにつなげる最低賃金1500円を求めていきたい」と訴えている。(連合通信)

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