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2015年10月26日

「ストップ戦争法、平和なくして医療・介護なし」
いのちまもる10.22国民集会

医師・看護師、介護士など大増員要求

 10月22日(木)、日比谷野外大音楽堂で「憲法いかし いのちまもる10.22国民集会」が開催され、すがすがしい秋晴れのもと、全国から3500人が参加しました。

 主催者を代表して中野医労連委員長は「医療や介護の充実を!と運動をし、成果を得てきたものの財界やアメリカの圧力を受けた安倍政権による攻撃はさらに強まっている。今度は『いうこと聞かせる番だ、国民が! いうこと聞かないならとっととやめてくれ!』と突きつけるべきだ」とあいさつ。続いて集会の呼びかけ人の本田宏医師から「民主革命をおこす思いでたたかいは明るくつづけよう」と訴えました。

命守る闘いに確信香山リカさんがスピーチ

 国民集会では、精神科医で立教大学教授の香山リカさんも登壇し、訴えた。戦争法案に反対して行動した今夏を振り返りながら、命を守ることの大切さを強調した。

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 これまで「命を守れ」「憲法を守れ」と発言してきましたが、テレビ番組などでは孤立することもありました。しかし、この夏以降、何かが変わりました。みんなが声を上げれば何かが動きだすことを実感したからです。 医療は一人一人の命を守る大切な仕事。私たちは、命が軽んじられる状況にいち早く声を上げるべきであり、これは当たり前のことです。医療関係者が政治に口を出すなと言う人たちもいますが、違います。命を守るという人間として当然の発言なのです。

 この闘いはまだまだ続きます。もう私たちは孤立無援ではない。自信を持ち、前を向いて進めます。長い闘いには休息も必要。時には心をくつろがせながら、また集会やデモに参加しましょう。私は何かを変えることができると確信しています。今度は勝利集会で皆さんとご一緒しましょう。〈この部分は連合通信社・文責編集部〉

 リレートークでは医師、患者、労組など5団体から発言があり、国立病院の院内保育所で働く仲間からは「看護師が育児しながら働くための保育所が民間委託になり、低賃金で雇用が不安定だ。看護師も保育職員も一緒に頑張る」という決意が語られました。

 集会後には、参加者による銀座パレードが行われ、道行く人たちに「憲法25条をまもれ。医師・看護師を増やせ。地域医療をまもれ。平和憲法をまもれ」と元気にアピールしました。(連合通信)

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