暗闇の中で、包み隠されていた人々の想いが

クリスマス・イヴの夜。停電になった東京の暗がりの中で織りなす男女12人の物語です。 　突然の停電。イルミネーションに彩られた街並みからすべての光が一瞬に消えます。 　そんな暗闇の中で、包み隠されていた人々の想いが吹き出します。昔の恋人への想いを引きずるバーのマスター木戸（豊川悦司）と、木戸への好意を抱くキャンドルショップの店主のぞみ（田畑智子）。妻と不倫相手の間で揺れる遼太郎（田口トモロヲ）と、その妻で過去の恋人への想いをもっている静江（原田知世）などなど。 　「友人にも家族にも、そして恋人にも話せなかったこと、話せないことがありますか？」と観る人の心に映画は問いかけます。 　台風や地震など災害が頻繁に発生している現在、大停電が起こる可能性は高い。それだけに、架空の物語ではなく、身近に起こりえることとして設定されている。 松竹・東急系で11月から全国ロードショー。
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