西山の最高峰ポンポン山へ
![]() 一般的な山行ルートは、善峰寺から東海自然道を利用し杉谷・釈迦岳・ポンポン山・本山寺・神峰山寺・JR高槻駅でしょうが、高槻からポンポン山・釈迦岳、杉谷・善峰寺・西向日町のコース、金蔵寺・逢坂峠・杉谷・ポンポン山から善峰寺に戻り西向日町へのコースも選択できます。 善峰寺からのコースをとってみました。阪急西向日町からタクシーに乗り合い、標高300bの善峰寺へ。ここまでバスを乗り継いで歩くこともできますが、結構距離があり、タクシーが便利です。 ![]() このあたりからポンポン山一体は、周辺の村人たちが炭焼きなどのためにコナラやアベマキなど落葉広葉樹を植え、春は新緑、秋は紅葉が見事で里山の風情は今も残っています。この一体は京都市がゴルフ場を建設しようとし、法外な土地価格で買収、住民訴訟で市長に返還命令が出されたことは、まだ記憶に新しいところです。 杉谷からは標識に従って農道を小川に沿って歩く。やがて杉林に入り、急な階段を上っていくと釈迦岳への登りにのなります。送電線の鉄塔を2基過ごすと釈迦岳のピークにたどり着きます。山頂は樹林に囲まれ展望はありませんが、ちょっとした広場になっています。釈迦堂が建っ ![]() もときた道に戻り、ポンポン山へ。ポンポン山は西山最高峰(678.9b)で、踏むとポンポンという音がするからその名が付いたと言われていますが、実際はあまりなりません。本当の名前は、加茂勢山(鴨背山)です。山頂は広く、高槻市からのハイカーともここで出会い、いつもにぎわっています。 釈迦岳から30分ほどでたどり着きますが、山頂の直下には早春にカタクリの花の群生が見られます。貴重な自然です。 帰りは本山寺へのコースをとりました。植林の尾根をゆっくりと下り、役行者の開基とされる本山寺へ。ここから神峰山寺へ。このあたりは秋になると紅葉がことさら美しい。バス停まで歩き、JR高槻駅行きのバスが何本もあります。写真はホームページから |
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