女性陶芸家の草分け・骨髄バンク立ち上げに人力
神山清子・真実の物語
「火ひび火」
独自の古代案窯による信楽自然釉を成功させて陶芸界に新風を吹き込む神山清子。夫に去られ、女手一つで2人の子どもを育てながら、長年抱き続けた夢である穴窯による自然釉を成功させたい一心で、極貧の中にあっても挑戦しつづけました。失敗を繰り返し、失意に打ちひしがれますが、あきらめず、数年間の苦労の結果成功させます。 しかし、成功の喜びもつかの間、同じ陶芸の道を歩み始めた息子が白血病で倒れます。生存の唯一の道は骨髄移植。この時から、骨髄バンク運動を始め、全国の白血病患者を励ましつづています。 その彼女の生きる姿を、田中裕子演じる映画「火火(ひび)」が完成し、上映運動が起こっています。この映画は、実在する神山清子さんが、ロケセットとして自宅と工房、2つの穴窯を提供、出演者への陶芸指導はもちろん、映画に登場する作品をすべて製作・提供しました。 6月14日・15日に神山清子さんが同志社大学寒梅間で宣伝キャンペーンを行います。 上映は、7月8日(金)、9日(土)、同志社大学寒梅館 当日は、高橋伴明監督と陶芸家神山清子さんのトークショーもあります。 |
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