タンポポみたいな人

京都母親連絡会会長・中尾 牧さん
 8日の銀閣寺前宣伝でうったえた京都母親連絡会会長の中尾牧さんのお話の大要をお知らせします。

 衣笠さんといえば、タンポポみたいな人だとずっと思ってきました。華美な花ではなく、強くたくましい野の花。「明るくてほっこりしてかわいい人やなぁ」というのが私の印象です。衣笠さんはハキハキとものをいう人ですが、ズバズバとものをいう人ではありません。本当に心優しい人です。平和の問題でも働く人たちの問題でも、いつも運動の先頭で頑張ってこられました。でも普通のお母さんです。
 二人の子どもを育て、保育所で働き、実父の介護で苦労され、そして母親運動をしてこられた。私たち母親の本当の苦しみや悩み、喜びがわかる人、身をもって感じている人です。いわゆる偉い人ではなくて、そういう普通のお母さんが知事になるということは、本当に痛快なことではないかと思っています。そういう時代じゃないかなと思うんですね。だからみなさん、ぜひ衣笠洋子さんを知事室に送ってください。よろしくお願いいたします。


お母さんのような人

狂言師・茂山千之蒸さん

 6日行われた民主府政の会「新春のつどい」での狂言役者・茂山千之丞さんのお話(大要)を紹介します。

 今日、来て初めて衣笠洋子さんにお目にかかっての第一印象は、「お母さんだな」と思いました。先ほど、(衣笠さんの紹介で)お話をされたお母さんの顔を見て(私の母親のことを)思い出しました。
 私、大学中途で軍隊に取られました。町内会長が出てきて「死んで帰れ」と言われました。すると母親が後から、大きな声で、「まーちゃん(本名=政次・まさつぐ)、生きて帰ってや」と言って泣き出した。あの時代「死んで帰れ」と言うのが普通の激励でした。ぼくは、「生きて帰れ」とは言えなかったですね。そのお母さんの代表である洋子さん。聞いていてなんか今度の知事選勝てそうな気がしてきました。勝ちましょう。きっと勝てると思います

西陣の共同保育所づくり一緒に

民主府政の会北区連絡会 三好邦江さん

 私と衣笠さんとのお付き合いは31年前からです。衣笠さんが白い鳩保育薗の保育士をされたときに、私の子どもが乳児でお世話になりました。
 そのとき、西陣・柏野の地域は保育園がありましたが、西陣の子どもは、入れませんでした。織機の横のダンボール箱に寝かされて、大さな機音で、ほこりのなかで、育っているのに何で保育園に入れないんや、私たち母親は純粋に疑いました。
 (役所の説明では)西陣の子どもは、家が職場と家庭と−繕で、親が隣にいるからということでした。私たち母親は怒りました。本当に西陣の子どもがどんな状況こ置かれているのか、福祉事務所や役所に見てもらわなあかんと運動しました。
 そこから、全国でも一番小さい、たった1カ月でしたが、たんぽぼ共同保育所を作りました。そのときに、白い鳩保育園から保母さんを派遣してもらって、来ていただいたのが衣笠洋子さんでした。
 それ以来、本当に衣笠洋子さんは、西陣の子どもと母親の実態を一番良く知っておられるし、「西陣は女でもってるんや」、「西陣の母親が目覚めて、立ち上がらなくてはならない」と、運動してさました。今日を迎えられて胸いっぱいです。妹のようにしています。みなさん大事に侯補者を支えてあげて<ださい。 

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