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各支部女性部に行動を呼びかけました。

「自己責任」より前に問われるもの
ただちにイラクから自衛隊の撤退を
 イラクで拘束された日本人5人が無事解放され、安堵しました。ところが、小泉首相をはじめ日本政府は、マスコミを最大限に動員し、「自己責任」ということばで彼らをバッシングする世論を広げています。
 もともとイラク復興は、さまざまなNPOの自主的活動として行われてきました。「自衛隊が来たら、イラクの人々との信頼関係がこわれ、危険にさらされる」ということはかねてから指摘されていたことです。そして今回、彼らが解放されたのも、アメリカ占領政策の協力者でなかったから。民間でしかできない活動のためにイラクに入り、自らの信じるところに従って行動した人をたたくのはやめるべきです。
 いま、政府は、民間人のイラクからの撤退を求めていますが、もし真実を伝えるジャーナリストが一人もいなくなれば、私たち国民は、目隠しをされ、ほんとうのことを知ることができなくなります。
 問題は、ファルージャでの米軍の無差別爆撃など、国際法違反のイラク侵攻と憲法違反の自衛隊派遣にこそあります。スペイン政府が、スペインのイラク駐留軍の撤退を決めたように、自衛隊を撤退させることこそ、日本政府がすべきことです。
 有事7法案が国会に提出され、憲法改悪のプログラムが着々と準備され、京都府の中にも有事法制に対応する組織が設置されるなど、日本はもう「戦争する国」に足を踏み出しています。私たちは「黙っている」ワケにはいきません。組織改編、人事異動を直前に大変忙しいときですが、各支部女性部のみなさんに次の行動をよびかけます。
  
2004年4月20日
京都府職員労働組合女性部
 日本政府への抗議・要請ファックスを集中しましょう。
  例文:スペイン政府が決断したように、自衛隊をいますぐイラクから撤退させて
      ください。個人の立場で活動した民間人を批判するのはやめてください。
世界に平和を発信することこそ、憲法9条をもつ国の政府がすべきことです。
FAX先:内閣総理大臣 小泉純一郎様 03−3581−3883
「有事法制ゆるさない!京都女性ネット」がよびかけています。高遠菜穂子さん、
  今井紀明さん、郡山総一郎さんに「激励の寄せ書き」をおくりましょう。
  (ハンカチでも色紙でもOK。3枚1組でイラク救済基金の大平直也さんを通
じて3人に届けてもらう予定です。4月中に書記局までお届けください)
 ピースウォークに参加し、「平和の世論」をひろげましょう。
   4月24日(土)2:00〜三条鴨川河川敷集合 3:00〜ピースウォーク
   5月 1日(土)10:00二条城前 メーデー
  5月 3日(祝)3:30〜円山音楽堂
                 「憲法改悪を許さない5.3憲法集会」&デモ
  5月 9日(日)4:00〜「母の日ピースウォーク」
                ウィングス京都南側の公園→四条烏丸→石段下