2011年 2月 1日から10日


10日
● 京都市環境審議会は、2020年度までに二酸化炭素(CO2)排出量を25%削減(1990年度比)するための行動計画「新地球温暖化対策計画」を門川大作市長に答申した。企業や地域間の排出量取引制度導入など41施策を盛り込み、自家用車保有台数を8%減らすなど20項目の数値目標を提示。(京都)
●政府は、2011年度の基礎年金の国庫負担割合について50%を維持し、必要な2兆5千億円を国の「埋蔵金」で賄うとする国民年金法などの改正案を閣議決定。
(写真は、美山町の雪灯篭)
●私鉄総連は、2500円のベースアップを求める春闘の要求書を日本民営鉄道協会に提出した。

9日
●山田啓二知事は府議会代表質問で、雪で倒壊したパイプハウスの再建支援など雪害対策を盛り込んだ2010年度補正予算案を編成し、開会中の2月定例議会に提案する方針を明らかにした。
●京都市と阪神高速道路は、阪神高速8号京都線(京都高速道路)の「斜(ななめ)久世橋区間」が3月27日午後3時に開通すると発表。
●福知山市は、年末年始手当を支給した関係職員らに09年度分の手当223万円を返還請求する方針。

8日
●政府は、2011年度の子ども手当の財源について、従来の児童手当で設けられていた地方負担分を廃止し、全額国費負担としたら、支給月額が推計で約3千円減になるとの答弁書を閣議決定。

7日
●京都府議会2月定例会が開催され、山田知事が2011年度予算案を提案。
●門川大作京都市長は会見で、2011年度の一般会計当初予算規模が10年度当初比2・9%減の7465億円になる見通しを明らかにした。
●京都市は2011年度一般会計当初予算案で民間保育園新設などの補助に7億円を計上し、12年度当初に待機児童数をゼロするとの見通しを明らかにした。
●京都市は、全面改修を計画している京都会館のネーミングライツをロームに約50億円で売却すると発表した。

6日
●舞鶴市長選で、無所属新人で医師の多々見良三氏が、無所属現職の斎藤彰氏を破り、初当選。

5日
●殺人や性暴力などの被害にあった京都府内の家族、被害者の8割が、周囲の中傷や無理解による精神的被害に苦しんでいることが、京都犯罪被害者支援センターの調査で分かった。(京都)
●美山町雪灯篭の最終日

4日
●向日町競輪場の存廃を議論してきた検討委員会は、「廃止はやむを得ない」として、府に競輪事業廃止を提言する報告書をまとめた。
●全労連全国一般労働組合京都地方本部は、昨年末に解決した渓山閣と岩井物産2争議について合同勝利報告集会を開催。
●農業・農協問題研究所京都支部が、TPP問題について考える学習会。
●厚生労働省は、市町村運営の国民健康保険で、09年度の保険料(税)納付率が全国平均88・01%となり、過去最低を更新したと発表。初めて90%台を割り込んだ08年度をさらに0・34ポイント下回った。
(写真は、天橋立阿蘇海の雪景色)

3日
●京都府の有識者会議「京都生活・就労一体型支援政策研究会」が開かれ、生活保護受給者の就労支援策を協議。
●精華町の木村要町長は定例会見で、閉館した「私のしごと館」の活用について、「京都府などの特区構想を国は早期に認めるべき」とのべた。
●京都府板金工業組合は、米軍普天間飛行場のある沖縄県宜野湾市に銅板製の千羽鶴贈呈がを市役所が行われた。

2日
●京都府は、今冬の大雪により雪害を受けた山林の再造林に対する補助率を引き上げる方針を決めた。
●気象庁は、世界と日本の2010年の平均気温確定値を発表。世界の年平均気温は平年より0・34度高く、1891年の統計開始以降2位、日本は0・86度上回り1898年以降で4位の高温が確定。

1日
●府京都林務事務所が確認した京都市内の北山杉の被害は、主産地の北区や右京区京北などで7ヘクタール、3350万円。さらに拡大するおそれが。
●京都市国民健康保険運営協議会が開かれ、2011年度の1人当たり平均国保料を8万835円に据え置く市の提案を承認した。
●厚生労働省が発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、2010年の1人当たりの給与をすべて合計した現金給与総額(月平均)は、前年比0・5%増の31万7092円となり、4年ぶりに増加。

                                                                       
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