2010年 9月11日から20日


20日
●京都府は、8月9日に京都テルサに開設した育児中の女性向け就労支援施設「マザーズジョブカフェ」の1カ月の利用状況をまとめた。利用者数は延べ756人で、就職先が内定した利用者は10人だった。(京都)
(写真は、アオゲラ)
●第36回国際婦人年京都集会が、京都弁護士会館で開かれ、110人が参加。

19日
●京都市は市内65歳以上の高齢者人口(推計)をまとめた。9月15日現在で33万8550人、総人口に占める高齢化率は前年に比べ0・3ポイント上昇の23・1%と過去最多を更新し、行政区別では初めて全区で20%を超えた。(京都)
●総務省が発表した高齢者人口推計によると、15日現在の65歳以上の高齢者は前年に比べて46万人増え2944万人、総人口に占める割合は0・4ポイント増の23・1%となりいずれも過去最高を更新した。80歳以上は826万人と初めて800万人を突破。


18日
●大山崎町長選(10月12日告示、17日投票)に立候補を表明しているまなべ宗平氏の事務所開きが、行われた。
●日本国民救援会京都府本部は、第49回大会を開き、衆参両院の定数削減反対や取調べの全過程の可視化、司法修習生の給費制の継続などを求める決議を採択した。

17日
●京都府は、「中丹ものづくり人材育成推進会議」の初会合を綾部市内で開いた。
●京都府内はじめ全国各地で過去最低の米価が発表されたことに対し、農民運動全国連合会近畿ブロックは、米価下落に対する緊急対策を求め、京都市上京区の農林水産省近畿農政局へ要請した。
●京都百貨店協会が発表した京都市内6百貨店の8月の総売上高は前年同月比4・5%減となり、3カ月連続で前年同月を下回った。
●来春卒業する就職希望の高校生の求人倍率が7月末時点で0・67倍と前年より0・04ポイント下回ったことが、厚生労働省の調査で分かった。
●厚生労働省は、60歳以上のホームレスのうち、約2割の人が年金の受給資格を持ちながら請求していない可能性がある、とのサンプル調査の結果を発表した。
●菅改造内閣が発足。

16日
●京都府と京都市は、規制緩和や税制面で優遇される「総合特区」の指定に向けそれぞれ3件、計6件を国に提案することを決めた。府は関西学研都市を環境や健康産業拠点とすることなどを提案。(京都)
●京都市人事委員会は、市職員の期末・勤勉手当(ボーナス)を1人平均年間8万2千円減額し、3・95月分に引き下げるよう門川大作市長らに勧告した。基本賃金は据え置き。
●「関西広域連合」の問題点を考える学習会が、ハートピア京都で開かれた。自治体問題研究所所長・岡田知弘京都大教授が講演。
●兵庫県が計画していた武庫川ダムの建設を凍結するとした県の河川整備計画原案について、県知事の諮問機関「武庫川流域委員会」は、原案を評価する答申案をまとめた。

15日
●京都府は、26億2200万円を追加する一般会計補正予算案など25議案を22日開会の9月定例府議会に提案すると発表した。
●京都市議会の9月定例会が開会し、83億5400万円を追加する本年度一般会計補正予算案など87議案が提案された。
●ホームレス支援などに取り組む16団体は、京都市が家庭ごみの空き缶やペットボトルなどの抜き取りを禁止する条例改正案を9月定例市議会に提案したことに対し、条例改正反対の共同声明を発表。
●京都市政に向けて、様々な要求運動に取り組む団体が一堂に会して交流する懇談会が開かれた。
(写真は、能登川の田園風景)
●全国健康保険協会(協会けんぽ)は、2011年度の保険料率(労使折半)について、現在の全国平均9・34%から9・57%に上がる、との試算を示した。

14日
●京都府の山田啓二知事は、広域行政組織「関西広域連合」の設立に向け、規約案を22日開会の9月府議会に提案すると発表した。
●京都府が、9月補正予算案の概要を発表。総額は25億円規模で、中小企業支援や農産物被害への対応、失業者の就労支援など緊急対策を中心に編成。補正後の一般会計規模は8850億円台の見込み。
●梅小路公園内にオリックス不動産が建設中の水族館について、周辺住民141人が、京都市の建築確認(7月16日)の取り消しを求める審査請求書を京都市建築審査会に提出した。
●文部科学省の問題行動調査で、09年度に全国の国公私立の小中高校学校内外での児童・生徒による暴力行為の件数は4年連続で増加、計6万913件に上ったことが分かった。中学の割合が全体の72%を占めた。
●都道府県と政令市の教育委員会が09年度に実施した公立小中高校などの教員採用試験で、全国平均の競争率は08年度よりも0・1ポイント上がり6・2倍だった。
●民主党代表選で菅直人首相が再選された。

13日
●京都市児童相談所は、09年度に寄せられた児童虐待に関する相談・通告件数は878件で、過去最多を更新したと発表した。
●京都市は、「未来の公共交通推進会議」を初開催、公共交通システムについて議論。
●内閣府は、子ども手当の1人当たり月1万3千円の半額支給が続いたまま所得税の配偶者控除が廃止されると、専業主婦世帯の54%で負担が増え、平均で年5万円の所得減になるとの推計を発表した。
●厚生労働省は、失業などで一時的に収入が減った国民健康保険の加入者が医療機関に入院した場合、3カ月まで医療費の自己負担の減免を受けられる財政支援することを決めた。

12日
●名護市で、市議選が投開票され、移設反対を掲げる稲嶺進市長の支持派が16人当選で圧勝した。
●自民党大阪府連は役員会で、橋下徹知事が代表を務める「ローカルパーティー大阪維新の会」に自民党籍を持ったまま参加する府議ら約40人に離党勧告処分にすることを決めた。

11日
●京都自治労連が秋季討論集会、2日目。
●作家の故水上勉氏の7回忌を記念し、ゆかりのある人たちが、同氏への思い出を語るつどいが、ギャラリーヒルゲートで開かれた。
●琵琶湖北湖で9月上旬の表層水温(水深0・5メートル)が31・1度と9月の観測史上最高を記録したことが、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの調査で分かった。夏の猛暑が原因とみられる。

                                                                         
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