2013年 2月11日から20日


20日
●京都府は、「府エコ・エネルギー戦略」の中間案をまとめた。省エネと再生可能エネルギー導入を進めることで、2030年度に府内に立地する電源で府内の電力需要をまかなう「自給」の実現を目標に掲げた。
●日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は、関西広域連合を構成する7府県4政令市の首長選に公認候補を積極擁立する考えを示した。
●日本原子力発電が、原発の燃料であるウランの一部を売却していたことが分かった。

19日
●大阪府の松井一郎知事が、府教育長に、府立和泉高で民間人校長を務める弁護士の中原徹氏(42)を起用する方針を明らかにした。
●総務省が2012年の家計調査で、2人以上で勤労者世帯の妻の平均月収は前年比11・5%増の5万9177円となり、記録が残る1963年以来、金額ベースで最高となった。パートで働く妻が急増している。
●務省は、東日本大震災の復興支援で被災地に派遣する自治体職員が不足しているのを受け、現地で働く意欲のある全国の職員OBのリストをまとめ、被災自治体に提供を始めた。
●与野党は、インターネットを使った選挙運動に関する3回目の実務者協議を国会内で開き、政党が党公式ホームページに誘導する有料のバナー広告を認める方針で合意した。

18日
●京都府労働委員会は、2012年度に扱った労使紛争のあっせん結果をまとめた。12年に生じたあっせん件数は29件で、前年より13件減、前年よりの繰り越し7件を加え36件のあっせんを扱った。解決は6件(解決率は38%)だった。
●関西電力は、大飯原発の敷地内断層(破砕帯)をめぐり、敷地南側に新たな大規模試掘溝をつくる追加調査計画を原子力規制委員会に提出した。

17日
●20~59歳の働き盛りで未婚、無職の男女のうち、社会と接点がない「孤立無業者」が2011年時点で162万人に上るとの調査結果を、玄田有史・東大教授のグループがまとめた。06年(112万人)と比べて4割強増えた。

16日
●南丹市美山町の魅力を探る「第7回美山フォーラム」が、美山町の市美山文化ホールで開かれた。研究者や地元の若者らが登壇し、講演やパネル討論でまちづくりについて語り合った。
●京都市上京区の3商店街でつくる「北野界わい創生会」が、地元の西陣・北野地域の郷土史を7年間かけて調べ、資料にまとめた。
●内閣府が発表した「家族の法制に関する世論調査」によれば、選択的夫婦別姓制度導入のための民法改正の可否について「必要はない」とする反対派が2006年の前回調査と比べ1・4ポイント増の36・4%で、「改めても構わない」の賛成派35・5%(前回比1・1ポイント減)をわずかに上回った。

15日
●京都府は、原子力防災対策市町村会議を開催し、広域避難計画や府の防災関連の新予算について説明した。
●京都市は、「市医」制度を本年度末で廃止することを決めた。
●大阪市の橋下徹市長は開会の市議会に、学校で問題が発生した時、市長自ら調査を指揮できるようにする条例案を提出した。市教委など市長から独立した市の機関に対し、市長の調査要求に応じることや、専門委員による調査への協力を義務付けた。
●関西経済連合会などは、「関西イノベーション国際戦略総合特区」の対象区域として京都高度技術研究所(ASTEM)の「技術の橋渡し拠点」(京都市伏見区)など24区画が新たに国の指定を受けた、と発表した。
●安倍晋三首相は、自民党が政権交代後初めて開いた「憲法改正推進本部」の会合に出席し、改憲への意欲を示した。(毎日)
●関西電力京都支店前での「スタンディングアピール行動」が行われ、120人が参加。
(写真は、堀川に来たレンジャク)

14日
●京都府の太田昇副知事は、副知事を辞任する意向を固めた。出身地の岡山県真庭市の市長選(4月7日告示、14日投開票)に立候補するためで、21日に辞任する。(京都)
●舞鶴市は、2013年度に全中学生対象の統一学力テストを初めて実施する方針を固めた。
●民主府政の会は、ラボール京都で第1回全体会議を開き、来年春の府知事選勝利を誓い合った。
●橋下徹大阪市長が大阪府知事時代に提唱し、昨年4月に試験導入された職員の「相対評価」制度について、府が職員に評価の妥当性をアンケートした結果、回答に応じた約2200人のうち36%が「納得できない」と答えていることが分かった。
●13兆円超の2012年度補正予算案は衆院本会議で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決され、衆院を通過した。
●内閣府が発表した2012年10~12月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除いた実質で前期比0・1%減、年率換算で0・4%減となり、3四半期(9カ月)連続のマイナス成長となった。

13日
●京都市は、一般会計7365億5300万円、17特別会計と4公営企業会計を合わせた総額1兆6787億4300万円の2013年度当初予算案を発表した。一般予算とともに補正112億円を提案する。
●京都市は、新年度から市内の保育所の保育料を5%引き上げる方針を発表した。
●厚生労働省は、企業に精神障害者の雇用を義務付けることを柱とした障害者雇用促進法改正案の概要を自民党厚生労働部会に示した。
●北朝鮮が3度目の核実験を行ったことについて、京都の宗教者4団体が、抗議する声明を発表した。
●与野党全11党は、インターネットを使った選挙運動に関する実務者協議を国会内で開き、ウェブサイト使用を国、地方選挙で全面解禁する方針で合意した。
●就職内定を得た大学生の26・7%が将来の転職や中途退職を考えていることが全国大学生協連(東京)の「学生生活実態調査」で、分かった。
●大手自動車メーカー各労組と、大手電機メーカーの一部労組が、経営側に要求書を提出。

12日
●京都府の山田啓二知事は会見で、2013年度一般会計当初予算案の概要を明らかにした。予算規模は前年度当初比0・7%増の9006億円と過去最大に上る見通しで、初めて9千億円台に。緊急経済対策に対応する2月補正予算案の479億円と一体で編成した。
●京都府の山田啓二知事は会見で、国内外にある日本の文化財の修復を担う「日本文化財保存修復国際センター」の開設に向け構想策定に乗り出す方針を明らかにした。
●京都府教育委員会の田原博明教育長は府立学校長会で、教員の意識改革と、学校一体での自浄的な取り組みを求めた。
●京都市が、市庁舎整備基本構想を策定。本庁舎の外観をそのままに耐震性強化を図り、北・西庁舎を建て替えて分庁舎を新築する。市は、基本構想について15日から3月14日まで意見を募る。
●京都原水協は、北朝鮮が3度目の地下核実験を行ったことに抗議する声明を発表した。
●清水寺に、東日本大震災からの復興の願いを込め、福島県三春町のベニシダレザクラ「三春滝桜」の子孫の木が植樹された。
●北朝鮮の核実験を受けて、広島市の原爆資料館は、地球上で最後に核実験が行われた日からの日数を示す「地球平和監視時計」を「0」にリセットした。
●岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の復元作業として、基礎となる幹の一部を元の場所に立て直す工事が始まった。

11日
●第46回「建国記念の日」不承認京都府民のつどい(同実行委員会主催)が教育文化センターで行われ、180人が参加した。
●防衛省は来年度予算案に、水陸両用車4両を「参考品」として経費25億円を計上した。
●ニューヨークタイムス電子版は、オバマ大統領が政権2期目の施政方針を示す12日の一般教書演説で、配備戦略核弾頭の大幅な追加削減方針を表明すると報じた。

                                                 
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