2006年 4月 1日から10日 |
---|
10日 ★民主府政の会」は、知事選挙報告集会開き、約500人が参加。久米弘子代表が「衣笠さんの前向きで明るい笑顔、力強い訴えなどに『弱いものいじめの政治を変えたい』という熱い思いがひしひしと伝わってくる選挙でした」と奮闘をたたえ、「決してあきらめずに政治を変えましょう」と訴え。 ★竹中総務相は衆院行政改革特別委員会で、05年度から5年間の地方公務員の職員削減目標が現段階で5・3%に上っていることについて「市町村分を含めた全体でも4・6%からの上積みを期待している」と述べた。 9日 ★京都府知事選挙の投・開票が行われ、衣笠氏が検討したが、現職の山田氏が当選。投票率は、史上最低の38.4%。 8日 ★5年間の職員の削減目標などを示す「集中改革プラン」が、42道府県と13政令指定都市でまとまった。削減率は5・3%に上り、地方公務員全体で過去の実績を基に「4・6%以上」とした政府の目標を上回った。 7日 ★加茂町のゴルフ場に有害物質をふくむ土壌埋め戻し材「フェロシルト」が大量に投棄されている問題で、自由法曹団京都支部と同フェロシルト問題調査団は、山田知事と製造元の石原産業に意見書を提出。 ★前南丹市長の辞職に伴う出直し市長選(23日告示、30日投開票)に、「みんなの南丹市政をつくる会」から井尻勇助氏(64)が無所属で立候補することを表明。 ★民主党の党首選で小沢一郎氏が選出された。 6日 ★国土交通省の緊急調査委員会は、耐震強度偽装問題への行政の対応を検証、「建築確認制度が機能喪失し、見過ごした」などの最終報告書を北側国交相に提出。 ★医療制度改革関連法案が、衆院本会議で審議入。 ★衆院憲法調査特別委員は、理事懇談会を開き、「国民投票法案」に関する「論点整理」をまとめた。投票権者の年齢について18歳以上など3案を併記、投票方式は改正項目ごとに賛否を問う「個別方式」の原則を強調。 5日 ★市民グループ「市民ウォッチャー・京都」が、京都市が同和地区の学生奨学金返済のために援助金を支給する「自立促進援助金制度」は違法だとして、廃止するよう京都市に申し入れ。 ★木津、加茂、山城3町の合併協議に伴い、同時に合併する必要がある3町の社会福祉協議会の合併協議会が発足、第1回会合を開いた。 ★民間信用調査会社が発表した、京都府内の3月度企業倒産件数(負債額1000万円以上)は47件(負債総額26億8600万円)。01年以降の3月単月集計で最多件数。帝国データバンク京都支店によると、倒産件数で個人経営と資本金1000万円未満の企業が40件と85・1%を占め、前年同月比で倍増。従業者数別でも10人未満が97・9%を占め、「例月以上に小規模企業へ集中している」としている。 ★参院憲法調査会は、幹事懇談会で、憲法「改正」の国民投票法案の論点整理を開始することを決めた。 4日 ★京都府は、宇治市、城陽市、久御山町、宇治田原町の4市町が、今年度以降も継続指定されたことを公表。雇用促進に関する従来の国の助成に加え、失業者の創業に対する支援なども新たに活用できる。 ★舞鶴市、福知山市、京丹後市、綾部市、与謝野町の4市1町が申請していた福祉有償運送に関する構造改革特区について、内閣府が認定。 ★松下電器産業の関連会社、MID都市開発は、京都駅南側の八条口に、複合商業施設の開発構想届を京都市に提出。売り場面積約5万6000平方メートルの京都最大級の大型商業施設を計画、2010年2月ごろの開発完了を見込み、21日に地元説明会を予定。 ★小泉首相が、交付税制度の抜本見直しを指示していたことが議事要旨で分かった。「交付団体と不交付団体が半々」と発言している。★厚生労働省の04年度介護保険事業状況報告によれば、利用者負担を除く給付費は前年度比9・0%増の5兆5221億円に。給付費で、最も多かったのは前年度に続き訪問介護、9・7%増の6265億円。次いで通所介護の6179億円で19・2%増。 3日 ★「民主府政の会」は、府選管に対し、「府民だより4月号」に、現職候補の選挙公報や機関紙と同様の内容が掲載されており、不公正として、規制を申し入れ。府に対しても抗議し、回収を要求。 ★労働審判制度が、初日の1日が土曜日だったため、週明けの3日から受け付けが開始。京都地裁では、1件の申し立てがあった。賃金請求と地位確認を求めている。 ★第一生命経済研究所は、民間企業の今夏のボーナス支給額が、従業員1人当たり平均で前年比2・3%増の42万62円と、2年連続でアップするとの予測。 ★日銀京都支店による管内企業短期経済観測調査(日銀短観、3月)によると、京滋企業の業況判断は昨年12月の調査と同水準で推移。プラス基調を2四半期連続で維持。景気は順調に回復を続けていると判断。全国的には、0.1ポイント悪化に転じたと報告。 ★笠置町、和束町、南山城村が行政事務を共同化する「相楽東部広域業務連携協議会」の発足式が、笠置町役場で行われた。 ★小泉首相は衆院行政改革特別委員会で、早期勧奨退職について「定年まで働けるようにするのが、望ましい姿だ」と強調、廃止が望ましいとの考えを述べた。 ★小泉郎首相は衆院行政改革特別委員会で、教員や消防官など地方公務員の「配置基準」を見直し、地方側の裁量を増やすべきだと述べた。 2日 京都府港湾事務所は、テロ対策として一昨年7月に施行された国際船舶・港湾保安法に基づき、舞鶴港の各国際埠頭への無断侵入の取り締まりを強化。釣りなどの目的で埠頭に入っても警察へ通報という。 1日 ★京都府の緑の条例がスタート。 ★長崎の原爆で亡くなった娘の供養をしたいと綾部市の福留志なさん(103)の願いを受け、同市の中高生たちが運動して建立した「ふりそでの少女像」建立10周年を記念して、長崎県長崎原爆資料館屋上庭園で「つどい」を開催。 ★総務省は、自治体ごとの給与水準や各種手当、職員削減の取り組みなどについてホームページで公表を開始。 |
---|
−府政日誌のインデックスへ− |