とんでもない場所にダム計画

民主府政の会が府政ウォッチング

やっぱり自分の足で出かけて・見るのが一番

 民主府政の会は6月9日、府政の問題を自らの目で直接確かめようと、府政ウォッチングを開催しました。
 丹波町では、鳥インフルエンザ死亡鶏埋設場所を見学した後、由良川水系の畑川ダム建設予定地の周辺地域を視察。50年以上前から投棄されてきた乳牛の糞尿が数メートルも堆積し、農作物もつくれない地域一帯の現状を確認。大雨の時には今でもそれが下流に流れ出す問題が起こっているにもかかわらず、ダムを建設して飲料水を確保する計画がすすんでいる実情と地元が反対している模様を聞きました。
 和知町長瀬では、対岸に集落があるわけでもないのに、林道に高さ50メートルのコンクリート橋梁を9億円もかけて建設している公共事業の現場を調査。「山の中にこんな立派な橋をつくって誰が使うのか」、「こんな工事に何億円も使っていたら税金をいくら集めても足りないに決まっている」と参加者からは口々に怒りの声があがりました。子どもたちが安心して成長できる地域に 16日には第2回目の府政ウォッチングを開催しました。
 八幡市のボートピア(場外舟券売り場)建設予定地、隣接するイズミヤ出店予定地を見学。25000人分の反対署名を集めて頑張る地域の運動について説明を受けました。住民は、ギャンブル施設が建設されれば、人の流れも大きく変わり、子どもたちが安心して成長できる地域づくりに逆行すると心配し、反対しています。
 けいはんなプラザの上に上がり、精華町・木津町のけいはんな学研都市開発が計画通りには進んでいない現状について視察。莫大な予算を投じて進められてきたにも関わらず、研究所が次々に撤退して広い空き地が目立つ様子を目の当たりにしました。(下の写真は畑川ダム建設予定地の上にある、牛糞畑)
 第3回府政ウォッチングは、7月15、16日に府北部へ向かう予定です。

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